第34回京都木津川マラソン結果

目を覚ますと早朝から激しい雨音が。

カーテンを開け外を確認してみると

思わず布団に逆戻りしたくなるほどの勢い。

この木津川マラソンは今から2年前に

初めて走ったマラソンの大会(ハーフ)となる。

当時はフルマラソンがどのようなものかも知らず

誰もが簡単に走れるものだと思っていた。


待てども待てども雨脚は弱まることもなく

仕方がないので食事を済ませストレッチをする。

地元の大会ということもあり会場までは3kmほど。

焦る必要もないので少しでもゆっくりと家にいることに。

家を出る頃には雨も少しはマシになっていたが

会場に着く頃には シューズの中はびっちょり濡れていた。

ビニールでも履いてくるべきであったと後悔。


青空会場ということもあり山城大橋下の受付場所は

ランナーでごった返している状態ではあったが

わずかな着替える場所をキープすることができたので

車の中で待機しているMさんに連絡を入れる。

Mさんと合流後は談笑しながら着替えて準備。


その後は雨脚が強くなる一方で

アップなんてできるコンディションじゃない。

気温も下がり寒さも増しこれから走るとは思えない状況。

一応、トイレにいっておこうとするも橋の下は長蛇の列。

時間の予想がつなかいほどだったために雨降る中

遠い方のトイレに向かうとさすがに空いていた。

トイレを済ませスタート位置に向かうとIさん発見!

遠くない場所に住んでいながら中々会えなかったIさん。

やっと会えたのだがその間にMさんとはぐれるw


スタート10分前になり先頭から4~5列目に並ぶも

激しい雨と気温低下に伴い寒くて地獄の10分間だった。

このような状態で今から42,195kmも走りきれるのだろうか?

かなり不安が頭を持ち上げてきてはいたのだが

MさんとIさんが一緒にいくれたので緊張は少ない。

そしてスタート。

【1km~5km】
4:30-4:43-4:39-4:35-4:44

混雑を避けるために速めで入るも

直ぐに予定ペースに近いペースで走れる。

少し速い感じではあるが許容範囲。

走り出してしまえば雨は気にならないが

足元は最悪のコンディション。

道のほとんどが水たまりとなっており

深いところでは踝付近まで水の中に浸かっている。

脇に避けようとするとぬかるんだ田んぼ状態。


【6km~10km】

4:35-4:36-4:37-4:45-4:36

全体的に予定ペースよりも速くなってはいるが

この後の向かい風のことを考えると現状をキープ。

木津川マラソン名物の向かい風。

普段のマイコースなだけにどれほどキツイか良く知っている。


【11km~15km】

4:33-4:37-4:43-4:41-4:41

ここもまだペースは少し速いが特に苦しくもない。

折り返してからの向かい風を恐れていたが

時々吹くものの大きく影響するレベルではない感じ。

抜くことはあっても抜いていく人は殆どいない。


【16km~20km】

4:40-4:42-4:39-4:39-4:31

またまた深い水たまりと田んぼ状態に突入。

既にずぶ濡れで気にしても仕方ないと思い

そのままジャブジャブと突っ込むことにした。

ザバスのゼリーを補給したいが指先がカチカチに冷えて

上手くあけることができず結構な時間を要した。

何度も何度も手を握り締め手袋の水を絞り出す。

20km程で1度スタート地点に戻ってくるために

心が弱いと嫌なコースだがここでIさんに檄をもらい

ハーフを走っているMさんとすれ違う。

Mさんのゴール前になんとか間に合った!!

【21km~25km】

4:37-4:44-4:41-4:35-4:44

スタート地点を過ぎると普段から走るコースのため

安心感もでてくるので気持ち的にも余裕ができる。

この辺りになると抜くことはあっても抜かれることはなくなるが

全身ずぶ濡れ状態なので冷えを感じ少し不安になってくる。

でもまだまだ走れる感じではある。


【26km~30km】

4:40-4:47-4:43-4:44-4:41

精神的に少し疲れを感じるが脚はまだ動いてくれる。

ここで参加しているとは知らなかった知人とすれ違った。

この時になぜに少しでも追いつこうと気合を入れなかったのか。

30kmを越えるとお腹がすく感じがしたのでゼリー2つ目を補給。

ここでも指先の感覚がなく開けるのに一苦労。

かなり冷え始めている。


【31km~35km】

4:48-4:45-4:45-4:48-4:49

少しペースが落ち始めたので元に戻そうとするも

冷えによるダメージも重なり体全体が動かなくなってきた。

とにかく寒い。ペースが戻せない!ヤバイ!


【36km~40km】

4:54-5:11-5:38-5:13-5:30

ここは追い風の予定だったけど向かい風。

どんどん体が冷えて固まって行くのが分かる。

心も折れてしまい早く終わらないかなどと考えだす。

何とか力を入れようとメイタンのゴールドを

摂取するもやっぱりジェルは苦手で受付ない。

ここで自転車に乗ったIさん登場。

檄をもらうも「キツイわ・・・」と返すだけで 精一杯。

そして37kmほどで力が入らなくなってきてヤバイ感じ。

少し怖くなったので次のエイドで脚を止めて補給。

梅干しを何個も口に放り込みパンを2個とスポドリを摂取。

タイムロスは大きいがここにきて動けなくなるよりはマシ。


【41km~42.195km】

6:03-5:03-+α

1度エイドで食べてしまうともっと欲してしまい

食べ物のことばかり考えて走っている状態に。

最後のエイドでも立ち止まって梅干しを鷲掴みで放り込み

アンパン2個とスポドリを摂取。

でもこれで満足して残りは出せる力を全開で。

こうして改めてみると結局30km以降から走れてない。

36km以降は心が逃げてるし単純に力不足。

フィニッシュ後も情けないやら悔しいやらで。

まぁ、それでもうどんはしっかりもらうけどねw

寒くてたまらなくて、早く食べて温まりたいのに

ガチガチ震えて割り箸が割れない。

震えて汁が手にかかってるのに熱さも分からないほど。

でもこれで終わりじゃなかった。

この後、帰路の約3kmが更なる地獄。

ガチガチに震えてしまい全く進めない。

たったの3kmを進むことができずに凍え死ぬかと思った。

お風呂に入っても中々温まらず気分が悪くなって

夜まで倒れた状態になってしまった。

今までで1番ダメージを負った感じ。


第34回 京都木津川マラソン

42,195km 3時間24分16秒(04'50 /km)

フルマラソン男子一般

総合順位109位/2767人中

部門順位52位/917人中

ベストを約3分更新

※デサント(赤T)・アンダーアーマーコールドギア・

ファイントラック・手袋・バフ(首元)


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