丹後100kmを走ってから今日で3日目を迎えました。
100kmのダメージは、筋肉痛はもう殆どないのですが
やはりまだ気怠さが全体にあり少し気力が湧いてこないです。
食事に関しては2日間は好き放題飲み食いするつもりだったので
今日からは普段のようにコントロールした内容に戻します。
ランに関しては無理に走りに行く必要はないと思っていますので
今週中にでも走りたいと思った時から再開すればいいかなって感じ。
それではレポの続きです。
スタートロスは13秒なので結構前にいたわけですが
僕の予想ではみんなは更に前を走っているのだろうと。
少しダッシュをかますも結局会えずでした。
みんな後ろの位置からスタートしていたみたいだからねw
【1km~10km】54'30''
05'05''-05'37''-06'06''-04'47''-05'58''-05'54''-06'46''-04'31''-05'26''-05'21''
(1km毎のタイムはEPSON 10km毎のラップは公式)
少し進むと登りが始まりアップダウンしてから
七竜峠の上りへと入って行きます。
スタート直後からかなりの湿度。
2km程走って上り始めてから一気に汗が噴出してきます。
あっと言う間にシャツもパンツもどぼどぼ状態に。
水分補給の調整をミスると大変なことになるなと感じていました。
一応、500mlのソフトフラスクを1本持って走っていますので
16.3km地点にある「くみはまSANKAIKAN」エイドまでは全てスルーの予定。
辺りはまだ真っ暗です。
ポツポツとある薄明るい街灯と運営の車によるライトや
スタッフさんが照らすライトの明かりだけが頼りとなります。
自身ででヘッドライトやハンドライトを持って走っている
ランナーさんもおられますのでその明かりも利用して走ります。
まだスタート直後の上りにもかかわらず既に息の荒い方も多かったのですが
そんな中で呼吸も乱れず軽々と上るランナーが抜いて行きました。
真っ暗な中でほとんど見えてないのですが知り合いの気配が。
しばらく後ろ姿を眺めながら少し後方を走り続け下りに入ります。
少しずつではありますが日の出も近づき周りの様子も分かるように。
そうなってくるとオレンジ色のノースリーブは目立つ(笑)
そしてサンバイザー!
この時点で99%彼となります(笑)
フォームを確認すると、100%間違いない!
ひろくんみ~っけた♪
下りで一気にスピード上げて追い着く。
レース中に邪魔をしてはいけないと分かっているけど我慢が出来ない。
嬉しくて嬉しくてテンションが上がってしまうw
ひろくんGET♪
この2人同じ歳で方向音痴で迷子常習犯です。
そして前夜不眠です。
ちなみに、僕もオレンジのノースリと白のサンバイザー持っていますw
この辺りはスタート直後の湿度MAXから
少し風も吹いてちょっと涼しく感じれる区間もありました。
【11km~20km】54'12''
05'19''-05'17''-05'27''-05'13''-05'17''-05'18''-06'25''-05'45''-05'16''-05'06''
【21km~30km】58'04''
06'06''-05'36''-05'37''-05'23''-05'29''-07'02''-05'14''-05'05''-05'07''-06'35''
信じられない程に毎度信号に引っかかってしまったり
ひろくんのお腹が調子悪くなったりなどなどありましたが。
なんだかんだと25,6kmの碧翠御苑前エイドまで一緒に走っていました。
碧翠御苑前エイドでは僕がおしっこに行ったので先行してもらうことに。
その後も100mも開かない距離くらいで走っている感じです。
普段一緒にトレイルに行っても僕が後方を走ることが多いので
彼の後ろ姿が見えているとなんか安心していられました。
ところが、28kmぐらいで1番厄介な天敵が襲い掛かってきました。
こいつが現れたら今のところ僕には為す術がありません。
「差し込み」ってやつですね。
一瞬にして激痛が走り抜けましたよ。
一歩踏み出す度にハンマーで下から横隔膜を殴りつけられる感じ。
もう地獄としか表現ができません。
こうなると歩こうが止まろうが治まってくれることがないんです。
未だに原因が分かりませんし抑える方法も分かりません。
スピードを出したから出る訳でもないんですね。
スロージョグでも出る時は出ます。
数日前に出ていたので前兆はあったのですが。
先を走るひろくんの姿がどんどん小さくなり見えなくなりました。
きっと追い着くことはもう2度とないでしょう。
まだあの背中を追いかけていたかったのに。
それでも諦めずに回復することを信じて進むしかないです。
長い距離では様々な変化が起こることも知っています。
フォームを維持することができずに折り曲げた状態。
こういう時はスタッフを見つけたらすぐに平気な演技をしましょう。
そうでないと声をかけたり止められる可能性がありますからね(笑)
第一関門のある海山園エイド前が少しの上り坂になっているのですが
その上りが踏ん張れなくなり激痛でとうとう止まってしまいました。
せめて歩いて進もうとするのですが、その一歩が中々出ない。
見る見るうちに多くのランナーが追い抜いて行きます。
なんとか一歩を踏み出し坂を上りきりエイドに到着。
ここで補給をしてなにかしら変化を期待するしかありません。
前夜キャンプ場でご一緒させて頂いたツッチーさん撮影
激痛でしたが撮影のため渾身の筋肉笑顔(笑)
確かコーラかなにかを飲んで、
「も、もう1杯」・・・と手を伸ばしたところ
信じられないことが起こりました。
思わず目が点になって激痛も忘れる程でしたね。
なんと、飲み物を取ろうと伸ばした掌に
おにぎりが乗っかっているではないですか!?
ちょ・・・
なんでおにぎりがあんねん!
有無も言わさない速度でおばちゃんが強引に乗せてきたw
1度触れてしまったものを返すことなんてできやしない。
仕方ないので必死で食べましたよ。
後で聞いたのですが、おひょいさんやオーシャン殿もやられたようです(笑)
そんなこんなでエイドを後にしましたが横隔膜の痛みは増すばかり。
まだまだ序盤なのに。
悔しくて悔しくて。
お腹を押さえたままジョグするのも精一杯で。
この痛みが消えてくれるなら何でもするからと何度祈ったことか。
それでも一向に治まることなく激痛は続き脚を止めてしまいました。
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