今年で4度目となる
高槻シティハーフマラソンを走ってきました。
少し前から記録やスピードに対しての欲求が
突然消えてしまいどうすることもできない状態。
毎年この高槻ハーフでPBを更新してきましたが
気持ち的にも記録の更新なんて望めるはずもなく。
今回は全レースを通して初めてPBを狙わずに走りました。
しかしながらＰＢを狙わないからといって
だらだらと走るわけにもいかないので
一応90分を目安にとの思いはありましたが
最近はゆっくりとジョグを繰り返しているだけで
レース用にはスピード練習をしていないこともあり
正直かなりキツイだろうとは思っていました。
だからといって、最後方よりスタートする勇気もなく
結局、中途半端なまま当日を迎えることに。
【気温】
出典：気象庁ホームページ
【コース・高低図】公式HPより
EPSON SF-720より
累積上昇高度201m/累積下降高度193m
【結果】
1時間25分05秒（04'01/km）
ベスト及びコースベストを47秒更新
ハーフ男子40～49歳の部：63位/1298人中
以下レポとラップです。
結果から言いますと47秒更新しました。
高槻ハーフは4回目ということもあり
会場到着まではいつものルーティンで問題なし。
会場に到着してすぐに千里ランランクラブの
M尾さん夫妻にお会いすることができました。
今年から体育館の1階が荷物預けとなり
いつもと勝手が違いますので少し不安な状態でしたが
かずさんより連絡が入り待ち合わせ場所へ移動。
まだ準備前なこともあり
わすかな時間しか一緒にいることができませんでしたが
かずさんとは中々会うことができませんので
久し振りにお会いできただけでも嬉しかったです。
その後は千里ランランクラブさんの陣地へ移動して
あっちゃん（酒猿組）・K賀くん・T中さん・M尾さんを始め
ランランのみなさんと談笑しながらゆっくり時間待ちです。
スタートブロックは1時間20分枠の真ん中辺り。
前方には、あっちゃんやM尾さんの背中が見えるも
弱気に少し離れた後方から眺めているだけ。
スタート直前の気持ちも薄い。
今から思えばこのままスタートしていたら
ワースト記録を更新していたと思います。
すると「KATSUさん・・・KATSUさん！」と呼ぶ声が。
横を見ると、じゃがっちさん。
先日ハーフを走られたばかりなので
今年は会えないだろうと思っていたのですが
なんと10kmにエントリーされておられるとのことで
スタート前に会いに来てくださいました！
顔を見てお話ししていると安心できました。
後ろを見るとサトさんがおられてしばし談笑。
次にやべっちさんも登場で笑顔も増えてきました。
そしてスタート時間も迫ってきた頃に
横から「KATSUさん？」の声。
姿が見えないのでDNSかな？と思っていたミックさん。
寝坊してぶっ飛んできたらしいです（笑）
偶然にもブロックに入られた場所が僕の横でした。
久し振りにミックさんともお話しができて嬉しかったです！
そんな感じで少しずつですが、
みなさんのおかげもありまして
やっぱり走ってみようかなと思い始めていました。
スタートロスは5秒。
1km～5km
3'51-4'11-3'58-4'03-3'57
何も考えず流れに乗って走る。
1km過ぎでは遠くにあっちゃんの背中、
右前方にはミックさんの背中。
2人とも速いな～なんて思いながら。
5kmほどからきつくなり始め落とそうかと
最初の葛藤が始まります。
この日は太陽が出ていたので結構暑く
アームカバーをしていることを後悔。
6km～10km
4'05-3'57-4'09-4'05-4'04
ずっと葛藤。ラップは見るが記憶には残らず。
1km毎のバイブで反射的に目をやっているだけ。
7kmくらいで、もう無理だから落とそうと判断。
やっぱり歩いてしまうのかって。
記録を目指すのは本当に無理になったのかなって。
ただただ情けなく。
俯き緩めようとした瞬間に前方から僕を呼ぶ声が。
そこには見慣れた顔が。
シュピさん
びっくりした。まさか応援に来てくれているなんて。
そして、恨んだ。
歩けないだろうって（笑）
ここからしばらくは、
もう歩く・シュピさん・もう止める・シュピさん、
もう無理・シュピさん・ごめんシュピさんの葛藤がエンドレス。
で、とうとう、弱い心が勝ち始めた瞬間に
「うぃっす」
とM尾さんが追い付き登場した。
こらこら
緩められないだろうとまた恨んだ（笑）
11km～15km
4'00-4'01-4'05-4'10-4'02
どうやら今日は手を抜かせてくれない日のようだ。
こうなったら、なにも考えず、
記録も苦しいのもどうでもいい。
ただ、ここから逃げないだけ。
ひたすらM尾さんの背中を見て走り続ける。
16km～21.0975km(EPSON21.109km)
4'04-4'04-4'07-4'05-3'55-3'51-0'10
それでもまたまた苦しみが
大きく頭を持ち上げてきたその時。
2度目のシュピさん。
まだ待っていてくれた。
M尾さんを追いかけて無心で必死に走り続けて
シュピさんがいてくれて、すこし、楽しいと思ってきた。
レース中に楽しいと感じたのは久し振りかもしれない。
残り1.5kmくらいになると
M尾さんとの差が少しずつ開く。
冷静に底力の違いだなと思った。
最終的には離れてしまったけど、
最後の1番苦しい場面で一切タレることなく
走り続けられたのはM尾さんのおかげです。
ゴールしてタイムを確認してみると
47秒も更新していた。
しかも本来の目標である
25分切りまであとたったの6秒だった。
素直に嬉しいと思えたが、
やはりまだ気持ちも体も以前のようには
戻っていないってこともよく分かった。
どこがどうとは上手く言えないが、なにかが違う。
スランプ継続中。
と、暗い終わり方にならないように。
レース後はランランさんの陣地へ戻り
みなさんとわいわい楽しくお喋り。
そして恒例の打ち上げ会場へ移動してアルコール三昧。
みなさん本当にステキな方ばかりで
最高に楽しいひと時を過ごさせていただけました。
レースをご一緒したみなさん
応援していただいたみなさん
今回もたくさんの方のおかげで走ることができました。
本当にありがとうございました<(_ _*)> ｱﾘｶﾞﾄｫ
それと、最後になりましたが、T中さんへ。
移動中にはたくさんお話しを聞いていただき
色々とアドバイスありがとうございました。
※ここを読んでおられるかは知らないけど（笑）
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