今回、向かったのは紀伊半島の南東にあり
吉野熊野国立公園に属する日本百名山の1つ大台ケ原。
ここはシュピさんが数年前より恋焦がれていた場所だったそうです。
正直、名前を聞いたことがある程度でどこにあるどんな場所か全く知らず。
出発前に検索をかけて少し調べると透き通る綺麗な川に滝が何個もあり
まさに秘境の避暑地って感じで期待度マックス!
鎖場も何箇所もあるようなのでこれは楽しいハイキングになると
お気楽な気分で向かったのですが・・・
なんと!
めちゃくちゃハードなコースでした(笑)
舐めていた分、倍返しでしたね!
距離:約38km(2ヶ所ほどGPS暴走)
時間:11時間35分39秒
累積上昇高度:3865m
累積下降高度:3880m
05:20 大杉谷登山口
06:10 千尋滝
06:40 ニコニコ滝
07:20 桃ノ木小屋
08:40 堂倉滝
09:20 粟谷小屋
10:20 日出ヶ岳
11:05 大台ケ原ビジターセンター
11:20 シオカラ谷吊橋
11:50 大蛇嵓
12:00 牛石ヶ原
12:30 正木ヶ原
12:40 日出ヶ岳
13:20 堂倉小屋
13:50 堂倉滝
15:00 桃ノ木小屋
15:30 ニコニコ滝
16:00 千尋滝
16:50 大杉谷登山口
※記録シュピさん
【7滝】
千尋滝・ニコニコ滝・七ツ釜滝・光滝・隠滝・与八郎滝・堂倉滝
【11吊橋】
大日嵓吊橋・能谷吊橋・地獄谷吊橋・日浦杉吊橋・平等グラ吊橋
加茂助吊橋・桃の木吊橋・新桃ノ木吊橋・七ツ釜滝吊橋・隠滝吊橋
堂倉滝吊橋
KATSU HOUSEをAM1:30に出発して現地まで約2時間半で到着。
途中では鹿やウサギと遭遇。
道は狭く車1台しか通行不可の橋もある。
予定より早く着けたので小一時間仮眠。
スタート直後からの鎖場。
この大杉谷登山歩道は遊歩道ではないので危険な個所が多くあり、
毎年多数の死亡事故が発生しているとのことです。
登山の経験、体力、知識などに自信のない場合や未経験の方は
入山を自粛してくださいとありました。
ここは気を引き締め集中して進みましょう。
見事なまでの透き通る川の水。
ここまでくると凡人では言葉での表現は難しいですね。
桃の木山の家。
創業約80年の山小屋で山小屋には珍しくお風呂があります。
収容人数250名で関西でも最大級。
まるで大量のバスクリーンを投入したかのよう。
なのに数メートルはある底まで見えています。
この先のルートはどこ?
なんと、このまま大岩を進んで行くルートでした。
大台ケ原山(日出ケ岳)の山頂。
ここからは生駒山、信貴山、弥山、富士山、仙丈ケ岳、
木曽駒ケ岳、御嶽山、乗鞍岳などが見えるそうです。
大台ケ原へは車で行けますが駐車場は満杯。
多くの観光客で賑わっていました。
大台一の絶景ポイントである大蛇嵓です。
ここは蛇の頭の形をした大岩とそれに連なる
大蛇の背のような岩場となっています。
紅葉の時期などには待ち時間が1時間になるほどの有名観光スポット。
誰が言ったのでしょうか?
頂上まで延々と続く階段を走ろうなどとw
残り1/3ほどで限界・・・
ところがここは頂上ではなく1つ手前の場所でした!
誰が間違えたのでしょうかねw
おかげで全身オーバーヒートして
川の水で冷やすことになっちゃいましたね。
写真ばかりで手抜きの記事となりましたが
まだまだ本当の大台ケ原の姿はお伝えできておりません。
とても素晴らしい場所で大勢の人が集まってくるのがよく分かりました。
ただ、僕たちが進んだルートは別ですよ。
このルートを一気に周る方は少ないのではないかと思います。
トレイル率は100%で平坦な個所はほぼ無し。
最初から最後まで続くアップダウン。
ガレ場、濡れ場、急登、階段、鎖場などあらゆるシーンを一気に味わえます。
冬場は入山禁止区域なので是非いまのうちに訪れてみてください。
以上!
と、締めくくりたいところではありますが。
登山口まで残りあと200mほどで油断したのでしょう。
右足首を捻ってしまいまして激痛が走り抜けしばらく動けませんでした。
7月に霊仙山へ行った時に痛めた箇所なのですが未だに完治しておらず
ずっと引きずっている状態で今回更に酷く痛めてしまいました。
右の足首は過去に何度も痛めており
一時は半年ほど山へ行くことをやめ回復に努めました。
山へ行き続ける限りこの箇所の回復はなかなか望めません。
少し回復してきたと思ってもちょっとした足首のブレで悪化します。
ということで、来週の単独での京都一周トレイルは中止となりました。
中止に踏み切った理由がもう1つありまして。
そのためにどうしてもいまは足首を完治したいと思っています。
それは、久し振りにロードの大会にエントリーをしました。
中止にならなければ10月に開催されます。
どうしてもそこで結果を出したいので今回はきっぱりと切替えようと思います。
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