木曜日が休みの僕はいつもぼっち行動。
でも平日だから仕方がない。
この木曜日もトレランではなくハイキングでもしたいと
思案している時にふと気がついた。
祝日じゃまいか!
と言うことで、
景色を見ながらのんびりとハイキングに行きたい旨を
シュピさんに伝えるとあるプランが送られてきました。
当日は僕が求める全てが盛り込まれた最高の1日となり
更にある人物とのステキな出会いもありまして
贅沢な時間を過ごすことができました。
2021年7月22日(木)
メンバー:シュピーレン陸上部・KATSU
天候:晴れ
気温:26.4℃~32℃
軌跡はYAMAPで見れます。
ルート:
奈良尾キャンプ場-東尾根登山口-氷ノ山(須賀ノ山)1509-赤倉山1331
高丸山1070-鉢伏山1221-ハチ高原-奈良尾キャンプ場
距離:18.95km
累積上昇/下降高度:1473m/1457m
時間:6時間05分02秒(全ての行動含む)
まだ走れるコンディションではなく日々のランは皆無です。
そんな男を癒すには眺望が良く空気が綺麗で適度な距離。
ヤマビルや無数の虫に襲われることなくクマの遭遇率も低く
荒れた登山道ではなく歩きやすくてそこそこの標高があり
楽しく山登りをした気分になれる我侭満載の場所w
探せども【ヤマビルセット】や
オプションに【眺望】が入ってなかったり。
【標高が高すぎ】たり【遠方】だったり。
困った参ったとしているところ氷ノ山のプランが届きました。
しかもカレーメシのオプション付きだ!
もうそれ以外考えられねぇ~(笑)
兵庫県八鹿氷ノ山インターは2017年の村岡ダブルフル以来。
あの過酷な100kmを走破した帰路にインターで逆方向に進入してしまい
終点まで降りることができなかったのは今となっても苦い思い出ですw
スタートはスキー場下からのため山頂まではひたすら登りますが
徐々に高度を上げるのでそこまでキツいわけではありませんでした。
あくまでもハイキングペースであればですが
トレランとなれば休みどころが難しく苦しい登りになるのでしょうね。
もちろんハイキングにきていますので歩いていますよ(笑)
スタートしてから間もなくの田んぼを何気に覗いてみますと。
なんということでしょ~!
普通にアカハライモリがうじゃっています!
早速KATSU WORLD全開となりまして前へ進もうとしません(笑)
これがゴール地点であれば「持って帰る!」と駄々をこねたことでしょう。
そして、あまりの興奮状態でついにあの一線を越えてしまいます。
そう、獣避けの電線。※わざとじゃないですよ
みなさんも山や田舎を走られたりすると目にすることかと思います。
そして1度は思ったことがあるでしょう。
触れてみたいって。
僕も常々思っていましたよ。
でも絶対にやめときな。
ジジッ・・・
ピリピリピリッ・・・
ビビビビビィィィィィ!!!
普通に焦るレベルで一瞬にして変な汗がでました(笑)
ひっさしぶりに見るスキー場とロッヂ!
「国際」ってのが時代を醸し出していて最高なんですけど。
いや~僕には見えるよ。
真っ白な雪が降り積もってたくさんのスキー客で賑わい。
大音量で流されるユーミン。
ロッヂの中で暖を取りながら幸せいっぱいなカポーたちの姿が!
「私をスキーに連れてって」
昭和くせぇなぁオイw
氷ノ山山頂へは東尾根登山口から登りました。
山の中は木々の陰で涼しく緑が映える新緑空間。
そして、なんと虫の少ないことか!超絶快適ではないですか。
心地良い尾根沿いを進みます。
4km過ぎにある水飲み場を過ぎると九十九折りの道となりますが
なだからな九十九折りですのでなんとか止まらずに進み続けていけました。
神大ヒュッテ(山小屋)を過ぎるとまたまた登山をしているっぽい
僕の求めていた雰囲気の登山道が現れます!
天気も良く山頂が近付くにつれてただた気持ちがいい!
先の方に屋根が見えてくると間もなく山頂に到着します。
兵庫県最高峰 日本二百名山 氷ノ山の山頂です。
この後に向かう鉢伏山が遠くに見えています。
360度ぐるっと山々が見渡せる絶景ビューポイント。
風は強めですがそれがまた最高に気持ちがいい。
ここも僕が求めていた場所でした。
この氷ノ山に来れただけでも大満足なのですが、
更にここでサプライズな出会いが。
別の登り口より1人の男性が登ってこられました。
明らかに纏うオーラが僕らとは別次元です。
シュピさんが男性の後ろ姿をみて「凄いな~」と思わず呟く。
男性はしばし遠くの山を眺め下山する方向へ進んで行きました。
先ほど登ってきた場所からの景色も見事だったのですが
反対側の景色も素晴らしく遠くまで山が連なっており
遠くに見えている山はどこなのかと調べてみるのですが
ちょっと遠すぎるようで確認ができず。
すると下山に向かったはずの男性が引き返してきて
「あれは大山ですよ」と教えてくれました。
そして「あそこから来たんですよ」って。
!?
話を聞きますと山口県の秋吉台から富士山を経て
青森県の八甲田山まで行くとのことで驚きました。
とんでもない豪傑だということで
シュピさんが記念に写真をお願いすると快諾してくださって
「僕にも写真送ってください」とのことでしたので
シュピさんと男性の会話を横で聞いておりますと
「わかおかで検索してください」
わかおか?
なんだろうか、なぜかなにかを知っている感じで
胸がざわざわし始めてきます。
僕も検索して拝見してみるとサングラスをしていない素顔が。
!?
若岡拓也!!!
グレートレースの若岡さんじゃないですか
何度も画面越しに見ているので知った感じだったんですね!
そら、半端ないオーラでしょうよ(笑)
各地にサポーターを募りこの日で11日目とのこと。
ここからは京都を経由し武奈ヶ岳を目指すと仰ってました。
その後も追いつき追い抜かれを何度か繰り返しまして
氷ノ山から鉢伏山への尾根ではほんの僅かな距離だけですが
言葉を交わしながら並走させてもらい最高の思い出となりました。
その後、ハイキングだと言ったのに走り出す始末(ノ*0*)ノ
もう手に負えんわ〰(・o・;) 「シュピっと日記より」
ちょっと興奮しちゃいましたw
さて、鉢伏山を目指して最高級の尾根を進んで行きますが
時間的にもそろそろお昼ご飯タイムとしましょう。
なんと全てシュピさんおまかせでカレーメシに
ウインナーとチーズをぶっこむ!
景色は最高!
灼熱だが風が最高!
ぶっこみランチ最高!
お腹キンキンポンポンで動けねぇ~゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
デザートに焼きバームクーヘンを企んでくれていたらしいけど
お腹キンキンポンポンで食えねぇ~。+.゚ヽ(o´∀`)ノ゚.+。
さて、軽くなったザックを背負い
重たくなったお腹を抱えながら長い階段へと脚を踏み出します。
例えハイキングでも地獄には変わりませんでした(笑)
振り返ると氷ノ山が見えています。
自らの脚でここまで進んでいるのだと驚きと感動。
鉢伏山山頂に到着!
ここも風が気持ち良くて眺望良く最高!
スキーのゲレンデを爆走中~
スピードが出すぎて止まらないw
コケるか緩くなるまで耐えるしかないようです!
あとは灼熱の民宿街を通りスタート地点に戻るだけ。
そして
超冷水の八木川へドッボ~ン♪
これがあればお風呂はいらない!
ってかお風呂よりスッキリ爽快!
終始最高のアテンドで贅沢三昧大満足な1日でした。
シュピさん本当にありがとう!
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