二上山~大和葛城山往復

どこの山に行こうか。

身体が結構キツイからゆっくりのペースがいい。

走るんじゃなくて景色を見ながらのんびりと山歩きをしたい。


2021年7月15日(木)

メンバー:ソロ

天候:曇り晴れ雨曇り晴れ

気温:23.3℃~30℃


ルート:

道の駅-二上山(雄岳三角点)-二上山(雄岳)517-二上山(雌岳)473

岩屋峠-岩屋-石切場跡-古代池-岩屋-岩屋峠-竹内峠-竹内山402

平石峠-万才山472-岩橋山658-石橋峠-富高山689-葛城山958

富高山689-石橋峠-岩橋山658-万才山472-平石峠-竹内山402

竹内峠-岩屋峠-道の駅


距離:25.94km

累積上昇/下降高度:1925m/1928m

時間:6時間19分59秒(全ての行動含む)


頻繁に耳にするダイトレ。

何人もの知り合いの方が走ったり大会に出ている。

でも僕はダイトレを知らないんだよ。


そんなことはない。

行ってるはず。

ってか

ダイトレ出てなかった?

いや、何回か行ってるよ。


と、よく言われる(笑)


早朝より車を走らせ奈良県へ入ったら突然の豪雨。

一瞬で道路に水が溜まり車の左側には水柱ができるくらい。

現地に着くと晴れており水溜りすらなかったけど。


まずは二上山の雄岳と雌岳に登る。

道の駅の目の前に公園がありそこから進んで行くようだが

目前には長い長い階段が現れた。

散歩していたおじさんに聞くと4百何段あって展望台に出れるらしい。

展望台を過ぎるとトレイルに入るもなぜかくもの巣がない。

これは幸先がいい!と思っていたがハイカーさんに追いつき

それ以降はくもの巣祭りだった(笑)


途中にある「ながめ坂」頭上は晴れているが

数ヶ所で大雨が降っている様子が見てとれる。



二上山には複数のルートがあり何度か行ったり来たり。


二上山雄岳三角点と山頂


二上山雌岳山頂

竹内峠

大阪府と奈良県の境目


長距離自然歩道ダイヤモンド・トレイル」の看板と石碑

この石碑の手前で木が倒れていくような音が聞こえた。

「べきっ・・・べきっ・・・めきっ・・・」

伐採でもしているのかな?なんて思ってたら

轟音と共に2本の大木がすぐ目の前で倒れ始めた。

伐採ではなく根本から倒れたみたい。 

こっち向きでなくて本当に良かった。


この先から本格的な山中になりずっとくもの巣の餌食。


景色を眺めるような場所もなくて、

くもの巣・くもの巣・小虫・くもの巣・小虫ただこれらを払い続ける作業。


岩橋山に着いた頃にはもう帰りたくなっていた。

誰にも会わないし既に脚もぱんぱんの状態。

もう引き返すのも嫌になって下山してロードを走ろうかと考える。


いったい何をしに来たんだろう。


でもせっかく来たんだから金剛山は無理でも葛城山は見てみたいと

くもの巣と小虫にイライラしながらもなんとか歩き続けた。


途中で見つけたキノコ。

これはハナビラタケなのかな?

こういうのを見ている瞬間は癒されているんだろうと思う。

この階段は来てみたかったので嬉しかった。

そしてなんとか葛城山へ。

葛城山の山頂にはポストがあって有名な所だから

数名のハイカーさんでもいるかなと思っていた。

挨拶でもしてお話しできたら気分すっきりするかなと期待していた。


でも、誰もいなかった。

二上山から葛城山まで誰とも会わず

ひたすらくもの巣の餌食になって小虫に集られ続けて

景色見る場所もなくってへろへろの状態でやっと辿り着いたら

独りぼっちで、空は暗く突然の激しい雨。

元気を出そうとザックからパンを取り出して口に放り込むも

あまりにも寂しくなってしまって心が折れた。


遠くに見えてたのは金剛山なのかな。

本当はあそこまで行きたかったけど

走らず歩いてただけなのにへろへろだし

ここまで4時間20分もかかっていた。


もういいや。


今日はもういい。


帰ろう。


早くおうちに帰ろう。


一目散に道の駅を目指して2時間後には車中に居た。

走れるやん。


中途半端になってしまったからまた行こうと思う。

葛城山山頂のポストに投函してみたい。


それと金剛山にも一度行ってみたい。


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