大丈夫 なるようになる

みなさん

はじめましておひさしぶりです

おはようございますこんにちはこんばんは

元サブスリーランナー

元トレイルランナー

元KATSUの「やっぱりKATSU」といいます。

どうぞよろしくお願い致します。

記録を見てみますと最後に走ったのは

8月8日の5kmとなっておりました。

2021年7月

父親が進行性難病のために

普段の生活が困難なものとなっており

実家兼店舗を増築リフォームして

同居することとなりました。

病におかされた父親の体では

以前のように仕事をしていくことは不可能となってしまい

僕が2人分の仕事をして補うこととなりました。

更に母親の年齢的なこともあり

少しでも負担を減らすために僕が半人分を補い

最終的に2.5人分の仕事をこなしていくことに。

その結果、8月から12月までの期間

1日たりとも休みをとれることはありませんでした。

この度のリフォーム増築は

体が不自由になった（進行していく）父親が

どうにか生活をしていけるようにするためのものであり

普通に家を建てればよいわけではないんですね。

段差はもちろんのこと様々な細部に至るまで

住宅会社や市の包括支援センターの担当者、

介護用具をレンタルしている会社の人、

そして工事に携わるそれぞれの業者さんたちと

何度も打ち合わせが必要となりました。

実際に工事に入ってからも

相談、打ち合わせ、変更などを繰り返しました。

どの程度の段差ならば許容範囲になるのか

また補助してくれる介護用具が入る入らないとか

設置できるできないなどと本当にいろいろとあります。

またコロナ禍により

材木や給湯器など手に入りにくいものがあり

それらは発注してからどうなるかという

まるで賭け事かのような運任せな部分も。

実際の着工は11月に入ってからとなったのですが

年内には確実に完成できるとのことだったために

現在、僕が賃貸で入居中のマンションは

12月28日で退去することにしたんです。

ですので掃除なんかを考えると

12月27日には空っぽにする必要があります。

毎日、朝一から山積された2.5人分の仕事と

工事の打ち合わせに賃貸側の引越し準備及び

実家と仕事場の荷物の整理整頓。

店舗兼用のために整理するだけでは到底無理で

それはそれは莫大な量を廃棄することとなりました。

思い出や記念になるものなんて言っていられません。

商品として置いてあったものもかなり処分しました。

今回のリフォームにはとても大きな金額が必要であり

日々お金の計算ばかりで頭を抱えていました。

同時に子供の大学がまだ3年間もあるのでなおのことです。

朝起きたら怒涛の1日が始まり

一息ついて気がつけば既に辺りは真っ暗。

急ぎ買い物にでかけて晩酌をすませる。

そして少し用事をすればお風呂に入り就寝の時間。

目が覚めたらまたがむしゃらを繰り返す。

なにも考えずにほっこりする時間は極僅か。

それはなにかをするにはあまりにも少なく

そしてなにかをするには気力体力が追いつかず。

ただ唯一。

大好きな飲み食いだけが可能でした。

ふと、ある時に気がついたのですが

脳内に残っている日々の記憶が

帰宅して食べて飲んで寝るまでの時間ばかり。

ほかは凄い勢いで目まぐるしく過ぎ去ってしまい

あまり残っていない感じ。

それでも腐ることはなかったです。

以前のように走れなくても。

お友達に会えなくても。

自分の時間が全くなくても。

目の前にある事柄があまりにも大きく最優先事項で

絶対に逃げることができない問題と共に

今後の人生の土台固めをする重要な地点に

立っているのだろうと思う部分もありましたので。

ただただ

ひたすら山積されたものを処理し進みました。

この5ヶ月を乗り越えれば。

年内いっぱい耐えきれば。

あと少しあと少し。

そう思い続け日々必死でした。

だが

しかし

この年内に完了する予定だった工事は

見事なまでに大幅に遅れはじめ

年内に完成することは

不可能となってしまったわけでありんす。

や、まて、こら。

おいおいおい。

住むとこねぇじゃねぇかｗｗｗ

頭が真っ白になりましたが

内装はなんとかぎりぎり間に合うらしいです。

あくまでも現状での予定の話しですけどね。

外装やその他諸々は来年以降に延期です。

でも

あまり言えないんです。

なぜって？

以前のブログに訪れてくださっていた

読者さんなら覚えておられるでしょうか。

デンジャラスな白蟻が大量に攻撃をしかけてきて

何ヶ月間もかけて戦っていたことを。

あれがね

予想をはるかに超える規模だったようで。

そのまま骨組みで使用する予定だった柱なんかも

使用することができないほどの状態だったんです。

そのために大工さんが1人で削りだしして

組み合わせて新しい柱を繋ぎ合せてくれたり

補強してくれたりしたんですよ。

それが原因で大幅に遅れがでてしまったようです。

ご年配の大工さんなんですがとても人の良い方で

決して手を抜くことなく丁寧で親切で。

1ヶ月ほど毎日一緒にいましたので

その大変さも腕の凄さもよく分かります。

本当に超大当たりの大工さんで

いろんなことを教わり助けてくださいました。

うちが住宅会社を急かせると

結局その大工さんが責められるわけで。

なんともかんとも難しい状況でした。

まだ変更箇所が数個残っています。

それにまだ手に入らないものもあります。

日々不安がよぎり精神をがっつりと持っていかれます。

完成後も手すりや補助器具など様々なことを

考え打ち合わせしていかなければいけません。

目の前に山積された事柄は一向に山頂が見えず。

現状ではなんとか無理矢理にでも荷物を詰め込み

食事と睡眠ができるスペースが確保できれば御の字。

まともに生活できる状態にするまでは

まだまだ時間が必要のようです。

新年になれば散歩から始めようかなと

予定していたのですがまだ当分無理そうなので

いましばし糖分を気にせずに生きていきます。

フルマラソンを3時間以内に走れた体は

いまや10kg以上もオーバーした体重となり

山の中を走りまわれた足腰は細く弱くなり

歳相応のお腹ぽっこりの中年が完成です。

いつかまたお会いできる日を楽しみに

いつかまた走りたい気持ちが戻る日を楽しみに

もう少し踏ん張って生きていこうと思います。

みんさんには音沙汰なしになっちゃっていますが

中年化・体力筋力の低下・生活習慣病接近中以外は

元気にしておりますので。

それでは、みなさん良いお年をお迎えください。

賃貸退去まで残り8日

増築リフォーム完成まで未定