亀岡⇔松尾（明智越・保津峡・嵐山）

2021年7月に和歌山県北部へ行って以来、

約8ヶ月ぶりに山へ行ってきた。

2月初旬にランを再開して約1ヶ月ほど走ってはいるが

まだまだ10kmが限界で体力の無さを痛感しているだけに

登り下りのあるトレイルなんて進めるのだろうか。

そもそも10km以上の距離を移動できるのだろうか。

進み続ける自分の姿を想像することは難しく

ましてルート企画をする余裕なんてものは全くない。

忙しくされている中、申し訳ないと思ったが

全計画をおまかせでお願いすることにした。

引越しの際、

今後しばらく山へ行くことはないだろうと

一切の道具をしまいこんでしまっていたため

手当たり次第に箱を引っ張りだし探しまくった。

準備をしながらLINEを見るとルートの詳細。

亀岡から明智越を進み苔寺へ。

そこから別ルートで亀岡へ戻る35kmと書かれてある。

記憶をたどりながらルートを考えてみるも、

明智越、保津峡、35km

なにか、すこし、おかしいような気がする。

確か事前にお願いしていたはずなのだが。

「超絶初心者級」のルートってことを。

どうやらいつの間にかシュピさんの脳内では

「自分が行きたいルート」と変換されてしまったようだ。

これが「愛」なのだろう。

2022年3月13日（日）

【メンバー】

シュピーレン陸上部/もりもりサラダ/やっぱりKATSU

【天候】曇りのち晴れのち曇り

【気温】12.7℃～21.8℃

【ルート】

和らぎの道駐車場→明智越→トロッコ保津峡駅→鳥ヶ岳（398）→

嵐山（382）→松尾山（275.6）→林道→シンヴォル→トロッコ保津峡駅→

JR保津峡駅→保津峡ハイキングコース→和らぎの道駐車場

【距離】34.78km

【時間】7:33'16"（全ての行動含む）

【累積上昇/下降高度】2161m / 2163m

スタート数キロで歩くことを想像していたが

久し振りのお出かけはテンションも上がりっぱなしで

なんとか最後まで動き続けることができた感じ。

明智越の登りも半年以上溜まり溜まっていたものを

2人に話し続けている間に終えていた。

ペースも僕の勝手に合わせてくれていたので

無理することなく終始動き続けられたのだろうと思う。

それに、倒木続きだったりトラバースだったり

崩れているような道なき道の区間であっても

ブランクのあるヘロヘロな僕に先頭を譲ってくれる

まるで生贄のような隊列も「愛」ゆえなのであろう。

万が一、途中で潰れようと、歩みを止めようと、

そのあとのことは2人にまかせておけばいい。

余計なことは考えず好きに進み楽しんできた。

翌日の体調はダルさと眠気がそこそこあったので

朝一から結構耐えている感じだったと思う。

筋肉痛は想定内だがそれよりも心肺の低下が大きく

呼吸器系の疲労は激しいように思われる。

どの程度動けるのだろうかと登りは少し頑張っていたので

かなり負担はかかっていたのではないだろうか。

この日はちょうどトレイルのレースが開催されており

山の中を走り抜ける選手と数度出会うことになったが

純粋にエールを送ることはすれども

走り去るその後姿に自分を重ねることはなかった。

先のことは分からないし現状では考えられないが

またこうして友達と遊びに出かけられるように

ちょっと頑張って自分の時間を作っていきたい。

それにしても

まだ5kg以上も太った体なので

どう見てもランナーではなく新人レスラーのようだ。

そんな感じなので3人揃っての写真を掲載できないが

1人だけ真ん丸な顔にはちょっとだけショックを受けた。

しかし、ダイエットする気は、皆無。