曽爾5座 兜岳・鎧岳・済浄坊渓谷

先週に続き急遽時間がとれることとなった。

前もって分からないうえに準備の時間すらないので

申し訳ないと思いつつもシュピさんに連絡を入れる。

即「6時にお迎えに行きます!」と快い返事をもらった。

毎度ありがとうございます。


さて、急遽時間がとれたものの計画を練る時間はない。

既に計画をたててあるものの中から選択をすることに。

その中に何度も行こうと思うも実現していない場所があった。

自分の中で数年前より考案しているある企画があり

それの下見にもなるのでそこへ向かうことにした。

2022年9月4日(日)

【メンバー】シュピーレン陸上部/KATSU

【天候】曇りのち晴れ

【ルート】

屏風岩公苑→一ノ峰(936)→住塚山(1009.4)→

国見山(1016)→クマタワ峠→済浄坊渓谷→

兜岳(920)→峰坂峠→鎧岳(893.6)→

済浄坊渓谷→屏風岩公苑

【距離】20.09km

【時間】5:24'13"(全ての行動含む)

【累積上昇/下降高度】1466m / 1415m


朝6時にKATSU HOUSEを出発。

久し振りに会ったこともあり話し込んでいるうちに

あっというまに到着したのは奈良県宇陀郡曽爾村。


ここには見た目も名前も格好良い岩山があります。

1つは鍬形の兜のような山容から兜岳と呼ばれ

もう1つは鎧を着たような雄々しい山容の鎧岳。


見るからに険しい角度の山。

なにも知らなければ登れる山だとは思えません。

ただ鎧岳(雄岳)・兜岳(女岳)と呼ばれるだけあって

対のようにすぐ近くに並んでいます。

だもんで距離が短い(笑)

これでは満足してもらえませんので

他に3座+渓谷でのドボンを追加したルートとしました。


スタートは屏風岩公苑。

ここには無料の駐車場にトイレがあります。

駐車場は季節により有料になるかもしれません。

朝一ですが他には2台の車がありました。

先週の比良山系同様に

こちらもガスガスで見上げる空は真っ白け。

屏風岩もガスの中に薄っすらと見えるだけです。

まずは一の峰に向かって登っていきますが

いきなりなかなかな急登に思わず笑顔がこぼれます。

傾斜はキツイですが距離は短く800mほどで到着。

ガスガスのために雲海の中にいる感じです。

これはこれで中々良い眺めでしたね。



真っ白な世界の中で神秘的に光る朝露に濡れた蜘蛛の巣。

ここの蜘蛛の巣は立体的なものが多く

主の姿を見たかったのですがどこもお留守のようす。



次に目指すは住塚山。

こちらも1.6kmほどで登頂できますので一瞬です。

スタート地点の標高は750mほどの場所なので

すでに1000mを超える高さにいます。

ここもガスの中となり景色は全く見えず。

雨降りのあとはキノコ・キノコ・キノコ。

この日も様々なキノコが姿を現しており

時々キノコマニアに変貌するシュピさんの心をくすぐっていました。

3座目は国見山。

住塚山より1kmほど進んだ場所にあります。


ここまで約3km弱となります。

短い距離に3座です。

余裕な感じでしょ?

ところがここまでで約1時間を経過していました。

いくらキノコや蜘蛛の巣を撮影をしたり

お喋りしながらのゆっくりだといっても

お前ら遅過ぎじゃない?って思いますよね。


短い距離なのに一気に1000m超えなので

結構な傾斜なんですよね。

えぐい角度に笑うしかなかったです!


ちょっとだけ大袈裟ですけどね(笑)


そんな感じなのでガッツン!と登ったら

ガッツン!と下るを繰り返して進んでいきます。

下りは撮影する余裕はマジでありませんでした。



掌大の真っ白な巨大キノコ!傷1つない完品です!

キノコ知識は皆無なので決して手は出しません。


国見山から下った場所にあるクマタワ峠です。

案内板のでかさが半端ない!

しかもここには山の中では珍しくトイレ?がありました。


メインの兜岳・鎧岳に向かう前に済浄坊渓谷を通過しますが

渓谷へ向かう道沿いにある川も綺麗なので期待大ですね。

大雨の後ってこともあり水量も多く

水も冷え冷えで最高の仕上がりのようです!

復路もここを通りますのでドボンポイントを探しながら。


なかなか近場では見ることのない水の透明度。

早速ドボンしたい気持ちを抑え

いざ兜岳・鎧岳ハイキングコース登山口へ。

登山口から兜岳までの距離は約900mほどで

約640mから一気に920mまで登る感じになるので

結構なパンチがあります。

黙々と登り続けた先で見たものは


・・・キノコ!



ではなくて


【これより先 急斜面 注意】

残り500mから更に斜度が上がる。

そして残り200mで更に更に斜度が上がる。

ここにも【これより先 更に急斜面 激注意】

ってあってもいいかもよ(笑)

写真ではどうしても分かりにくいのが残念。


恐るべし兜岳!


山頂では頑張ったご褒美に空が開け

曽爾高原や次に目指す鎧岳が姿を現してくれました。

ちょ・・・w

下りてからまたあそこまで登るのかw

って感じで鎧岳がそびえ立っています。


真ん中の奥に見えているのが曽爾高原。

もちろんのことガッツン!と下って登りに入りますが

兜岳とは違い九十九折れっぽい感じで登れるので

先に兜に登っていれば鎧は気持ち楽に登れます。


しかし残念なことに鎧岳の山頂は・・・

心地良い風が吹くものの眺望はなし。

となると

後は一気に駆け下りて済浄坊渓谷でのドボン!

傾斜は急ですが距離が短いので下りは一瞬。


ロードに下りなにげに後ろを振り返ると・・・


ドドーーーーーン!!!

天を摩する鎧岳の見事な姿が!

これには感動しました。

しかも先程まではあのてっぺんにいたのです。

兜岳は登って楽しみ鎧岳は見て楽しむ感じですかね。

途中から見える兜と鎧。


この後は晴れて暑くなったロードをひたすら進み

ちょっと自販機に寄ってみたり、ちょっとロストしてみたりしながら

少し前に通過した済浄坊渓谷へ向かっていきます。


そして


ドッヴォーーーーーン♪

今年初のドボン祭り。

最っ高に冷たく気持ちが良い。


シュピさんにたくさんの小魚が群がっていた!

この日はキノコモードに入っていたので

なにやらフェロモンでも出していたのかな!?

この後は冷やして綺麗になった体を守るために

日光を避け、汗をかかないように、慎重に、

2.5kmほどをひたすらゆっくり歩き続けました(笑)


駐車場手前からの屏風岩。

総距離は20kmほどでしたが5時間以上かけて

かなり満喫できた素晴らしいルートでしたね。

日曜日にも関わらず山中でハイカーさん1人。

ロードで1組、渓谷で沢登り下りのチビッコスクールのみ。

めちゃくちゃ遊べる場所だと思うのですけど少ないですね。


〆はお馴染みのシュピさんカレーで大満足♪

スタート前は3時間ちょいくらいじゃない?

なんて余裕をぶっこいていましたが

翌日は筋肉痛はないものの疲労感大でした。。。



コメント

  1. 私は筋肉痛MAX状態で今日に至ります。。。^^;
    まあ久しぶりのお山だったので仕方ないですかね~笑
    また時間が空けばどこかのお山に行きましょ^^v

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    1. 僕も先週は筋肉痛がでていたのでやっぱり久し振りの山は効果絶大ですね!きっと全身が喜んでいるのでしょう~♪ひょっとしたら極冷えアイシングが少なかったのかも(笑)またどこか面白そうな山を探しておきます(^^)

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