短距離からトレランへ

若い頃と同じように暴飲暴食をすれば

それはそのまま脂肪となり醜い体へと変貌していく。

若い頃は体力があり自信にあふれていても

齢50近くにもなれば諦めることが多くなっている。

まぁでもそれが普通なんじゃない?


否。


いくつになっても鍛えれば体は応えてくれる(はず)。

新しい世界で一緒に楽しんでみようじゃないか。

長年の沈黙を破って元スプリンターがトレランに挑戦。

※長い沈黙の間、運動は一切していませんw

2022年10月9日(日)

【メンバー】YUKI/KATSU

【天候】曇りのち雨

【ルート】

伏見稲荷駅 京都一周トレイル東山1番→

伏見稲荷大社→四ツ辻→清水山(242.2)→

東山(220)→蹴上→大文字山(465.4)→

銀閣寺→東山湯

【距離】10.02km(Suunto9)

【時間】3:11'00"(全ての行動含む)

【累積上昇/下降高度】473m / 404m

YUKIとは学生時代からの付き合いとなります。

詳細は割愛しますが陸上部のキャプテンを務め

100mを10秒台で走り抜けた短距離ランナーです。


長い長い年月を経て

まさかこの僕が生活の一部に「走る」ことを常に置き

陸上部だった彼を誘い一緒に「走る」ことになるとは。


本当に、人生とは分からないものです。


さて、今回トレランデビューをするとはいっても

現役を離れてから長い歳月が経過していますので

いきなり山の中を走ろうなんてことは無謀です。


最高の景色を見せてあげたい思いはあるのですが

まずは安全に進みエスケープポイントや給水ポイントが多く

それでいて山を登った感も味わえることが条件となります。


色々と考えてみたところ

京都一周トレイル東山コース(稲荷~大文字)

この辺りがベストではないでしょうか。


まずはハイキングから山の楽しさを知ってもらいましょう。


伏見稲荷駅前の京都一周トレイル東山1番標識での撮影。

みなさんも同じだとは思いますが以前はここに来る度に

儀式のようにこの1番の標識で撮影していたことでしょう。

この新鮮感を思いだしこれからも楽しんでいきたいですね。

と言っても多い時は週に2回もこの前を通過していますので

ソロの時には新鮮感もなにもないんですけどね。笑


この数年間はコロナの影響で伏見稲荷も静かでしたが

いまはご覧のとおり人・人・人で全く進めません。

最初はウォーミングアップを兼ねての稲荷階段ですので

ゆっくりでちょうど良い感じではありました。


スタートしてわずかのウォーミングアップでしたが

既に階段地獄によりYUKIの脚には疲労が蓄積されていきます。笑

稲荷の階段を上っていくお年寄りを見て驚いていましたね。


伏見稲荷をスタートにするとどうしてもロードが多いため

少しだけゆっくりのジョグなんかもしてみました。

横で様子を見ているとかなり跳ねるジョグのようです。

スプリンターの性って感じでしょうか。

僕は陸上経験もなく全くの素人のためよくは分かりませんが

トレイルを含めた距離を進むのであれば跳ねを少なくした方が

余計な体力は使わなくてよくなるのでしょうか?

これから時間をかけていろいろと試しながら

どのスタイルが良いのか考えていければと思います。


と言うことで早速ではありますが約4km地点

今熊野から阿弥陀ヶ峰までの最初のトレイル区間

約1kmの間で膝に違和感が出始めてきました!

見事なまでに中年化しちゃっているようです。

清水山では既に痛みへと変わってしまい

東山からの下りでは1歩1歩が痛みとの戦い。

ここでもお年寄りご夫婦に颯爽と抜かれ唖然とするYUKI。

きっと体年齢ではお年寄りご夫婦の方が若いでしょう。笑

なんとかトレイルを下りきったところで中止の判断。

残念ながら大文字山まではたどり着くことができなかったため

この日はメインの山に登ることはできませんでした。


次回はこの続きからスタートしたいと思いますので

大文字の登りで昇天してくれることを願っております。笑


ところで1つ。

僕の中でなにか大きな感違いをしていたのではないかと。

色々と思案した結果のルートとなったわけですが

普通に大文字山なり比叡山に登って下りてくれば

山の雰囲気も充分に味わってもらえたのかもしれません。

トレランの【ラン】を念頭に置きすぎていた感じで

必要のない区間を進ませてしまったと反省しています。

まずは山登りを体験すべきでしたね。

本人はまた行きたいと言ってくれているので良かったですが。


それでもアスリート魂はしっかりと残っているようで

せめてジョグで進めるようにはなりたいと言っていました。

ただ、

彼のマッスルメモリーは完全消去済みのようですけどね。笑

今後、無理せず動かしていくことによって

彼の身体が良い方向に変化していってくれることを願っています。


コメント