今回はロードのアップダウンある峠走をしてきました。
一部、予想外の変な斜度のトレイルもありましたが笑
僕がロング走をする場所の1つに和束町経由のものがあります。
上記、高低図をみて分かるように平坦な箇所は僅か。
それと公共交通機関がない場所のためにリタイアができず
中盤まで進んでしまうとやりきるしかない鬼畜ルートです笑
その和束町を更に奥へと進んで行くと南山城村という
京都府で唯一の村に入ることができます。
三重県、滋賀県、奈良県に隣接している場所で
京都府では最東端且つ最南端の自治体となるとのこと。
南山城村も標高500m程の場所にありますので
和束町同様にアップダウンの激しいコース作りができます。
以前、下調べをしている時に童仙房という集落を知りました。
江戸時代には空白地帯とされ無税の空地だったとのこと。
明治に入り京都府に組み込まれ開拓され入植者を募り
昭和後期に舗装工事が行われ自動車が通れるようになり
平成以降には移住してくる人も増えて現在は観光スポットとして
訪れる人も多いとのことです。
これは是非とも走りに行かねばとの思いを抱きつつも
なかなか実行できずに月日が流れていましたが
シュピさんより送られてきましたGPXを開けてみますと
なんということでしょ~
きっと僕の身辺に盗聴器が仕込まれていますね笑
2023年5月4日(木)
【メンバー】シュピーレン陸上部/KATSU
【天候】晴れ
【ルート】
高山ダム湖公園→月ヶ瀬→島ヶ原→三国越林道→
天狗岩・蝙蝠岩→三国塚(滋賀・三重・京都)→
野殿→童仙房→沈下橋→高山ダム湖公園
【距離】39.78km(Suunto9)
【時間】5:55'04"(全ての行動含む)
【累積上昇/下降高度】995m / 1077m
Garmin 1003m/YAMAP 1877m今回シュピさんが2~3分で考案してくださったルートは
高山ダム湖公園を発着としたアップダウンの味わえるもの。
まだ涼しい朝7時前にスタート!
まずは東海自然歩道を下り月ヶ瀬を抜け
旧大和街道から島ヶ原へと入っていきます。
昔ながらの懐かしさを醸し出す島ヶ原駅。
しかしここからは妥協なき上りが待ち構えています笑
観菩提寺 正月堂
御本尊は33年に1度の御開帳と記されていました。
前回が2015年とのことですので次は2048年でしょうか。
まだ頑張って動けていると良いのですが!
さぁここから長い上り区間(約6.5km)に突入。
林道三国越線の起点からスタート。
走れないような斜度ではないのでひたすらに走るのみ。
しかも2人なのでお互い止まるタイミングがなく耐え続ける。
ってか長い!笑
でも周りの木々が太陽の熱から守ってくれているので
暑い時期でもかなり良い場所ではないかと思います。
途中で見晴台への登山口を発見するも
少し先に天狗岩の標識を見つけたのでそちらからアタック。
とんでもない斜度でござったw
しかもこの日はワークマンの激安ランシューのために
滑る滑るw
天狗岩移行も登山口からのルートに合流するまでが
かなりの斜度で疲労蓄積が半端ない!
見晴台のすぐ先にある蝙蝠岩。
ここは以前の下調べ時になにもないと記載してあったのだが
本当になにもなかった・・・見落としてるだけなのかな?
次の目標地点は三国塚。
山城国・近江国・伊賀国が接する場所です。
自然豊かですが明るく整備もされています。
2人して意味もなくグルグル回って
ちょっと京都に帰ってくるわ!滋賀に行ってくるわ!と
決して他人が見てはいけない遊びに興じますw
さて、林道へと戻りまして童仙房手前の野殿を通過中。
1件の民家から出てこられた女性の方が目に入りました。
するとこちらに向かって手招きされています。
稀に現地の方に声を掛けていただくことはありますが
なんかそれとはちょっと違う雰囲気ですね。
まさか!?
この地は他国の者が立ち入ることを禁じているのであろうか?
さすればこの命どうなるものか?と恐々近寄って行きますと。
「ランステしてるから寄っていってください♪(^^)」と
まさかのまさかここで【ランステ】なる言葉を聞くとは!
招かれるままに着いて行く2人w
まぁなんと言いましょうか。
女性の雰囲気で分かりますし
シュピさんも横で同じことを言っています。
図々しくも屋内にまで入れていただき周りを見ますと
信越五岳・村岡・飛騨高山・UTMFなどなどの
賞状や盾などが飾ってあるではありませんか。
だよね~笑
ランナーが集まればラントークに花が咲くもので
お茶やお菓子までいただき1時間近くもお邪魔してしまいました。
この後のおすすめルートを教えていただいたりと
楽しい時間をありがとうございました。
イベントなども開催されておられますので興味のある方は
イーモシコムで【野殿】と検索をかけてみてください。
M下さんにお別れを告げた後は教えていただいた
川沿いのルートを下っていきました。
ここも涼しく暑い時期にはとても良さそうな場所でした。
ドボンヶ所もありそうでしたし笑
下界へと下りてからは村内を進み沈下橋を渡り
東海自然歩道へと入っていきます。
もちのろんで荒れている区間もあります笑
再度ロードにでてからは十一面観音磨崖仏がありますので
しばし堪能してヤマカガシ?と戯れてからは
あとはひたすら上り続けて高山ダム湖に戻るだけ。
真面目か!ってなくらいに黙々と強い日差しの中を進みます。
三国越林道や童仙房がいかに涼しかったか分かりました。
自然豊かで明るく長閑で癒されるステキな場所でしたね。
無事に走り終えた後は待ちに待ったカレータイム♪
この日、バースデーランだったこともあり
冷えた日本酒に牡蠣や牛タンのおつまみまで
シュピさんが用意してくださっていました!
なんという幸せ者でしょうか。
感謝感謝な昼食となりました。
早朝からアップダウンコースを走って
観光スポットにも寄りつつ
途中で新たな出会いがあり
そして御祝いまでしていただき最高の1日となりました。
<(_ _*)> アリガトォ
因みに、
牡蠣の缶詰はスーパーで何度も立ち止まって
食べてみたいな~と眺めていたものでした。
やっぱ盗聴器が仕込まれているのかもw
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