霊峰 白山

2020年に初めて訪れた白山。

あまりの素晴らしさに感動の連続でした。

またいつか登ってみたいと思い続けて早3年。

今回も最高の山でした。

2023年8月20日(日)

【メンバー】シュピーレン陸上部/もりもりサラダ/KATSU

【天候】晴れのち曇りのち雷雨

【ルート】

市ノ瀬→猿壁登山口→チブリ尾根避難小屋→

御舎利山→別山2399→油坂ノ頭→南竜山荘→

トンビ岩→室堂センター→白山奥宮祈祷殿→

白山(御前峰)2702→大汝峰2684→御手水鉢→

湯の谷乗越→釈迦岳前峰→釈迦岳登山口→市ノ瀬

【距離】34.33km(Suunto9)YAMAP33.0km

【時間】10:30'59"(全ての行動含む)

【累積上昇/下降高度】2721m / 2689m YAMAP3051m/3050m

まだ真っ暗な早朝4時過ぎにスタート。

駐車場には多くの車が停まっているにも関わらず

山へ向かう人はほとんどいない様子でした。

多くの方はもう少しあとのスタートか別当登山口までを

バスで向かわれる感じになるのでしょうか。


京都の灼熱&湿度地獄の中で生活をしている者にとっては

気温も低く身体への負担も少ないはずなのですが

絶好調なシュピさんのスピードは勢いを緩めることなく

先にいるハイカーさんを抜きながらどんどん上昇していきます。

ただただ必死に耐えて進んで行きました笑


早朝なこともあり周りの草木は朝露でびっしょり。

雨も降っていないのに既にシューズの中まで濡れています。

しかしながら冷たい朝露は気持ちが良いもので

びっしょり濡れながらも足首より上は結構心地良く感じました。

そうこうしているうちに周りも明るくなり朝を向かえ

見る見るうちに雲が消え白山ブルーとなっていきます。




チブリ尾根避難小屋付近

天気も景色も良く大自然の中です。

もりもりさんも超ご機嫌で大笑いして楽しそうです。





2399m地点の別山。


この少し先に御手洗池なるものがあるらしく

そこが最高に「映える」とシュピさん。

行くのは良いが戻って来るには登り返しが必要となりそう。

もりもりさんと2人して「どうぞどうぞ」状態となり

シュピさんが単独で向かうこととなりました笑

ば、映えてますよ!

さて、待っているのも時間がもったいないので

とっとと先に進んでしまいましょうw

この後すごい勢いで追い付かれてしまいましたけどねw


別山以降はどんどん高度を下げて行きます。

特に絶景というほどではないのですが

個人的にはこの区間の景色が気に入っています。

下りきった場所にある川で水分補充。

ここの水はめちゃくちゃ冷たくて気持ちが良いこともあり

ドボンしたかったのですが冷え過ぎるとのことでやめておきました笑


キャンプ場・南竜山荘付近


ここから室堂センターまでの登りがかなりキツイ。

しかも結構時間がかかるのでヘロヘロになっちゃいます。

周りの景色を見る余裕もあまりなくただ黙々と。



やっとのことで白山山頂下にある室堂センターに到着。

ここではトイレの他、飲み物や食べ物を購入することができます。

生ビール800円、缶ビール600円、缶チューハイ450円、

ノンアル350円、高級カップヌードルやお菓子などなど。

アルコールには心惹かれましたがまだ行程の半分も進んでないので

ここはぐっと我慢してペプシを購入しました。


白山奥宮祈祷殿では御朱印を購入。

左2020年・右2023年

室堂から山頂までは多くの登山客で賑わっていました。

前回はこの先に山頂があることを知らずにダラダラと登っていましたが

今回は山頂までしっかり(心肺バクバクw)と進んで行きました。

相変わらずシュピさんは一瞬で見えなくなりましたね!

多分あの日の登山客でベスト3には入る速さでしょう。


御前峰(白山)山頂2702m


残念ながら室堂以降は曇り空となってしまいましたが

前回感動した池もはっきりと見ることができて良かったです。



2020年の時は8月2日に訪れておりまだ雪が残っていました。

大汝峰2684mの下で外国人の方と出会います。

登りでは3人共に一気に追い抜かれてしまいました。

山頂にて「トレイルランナー?」と問いかけられ

続けざまに「遅いね~w」とぶっこんできましたよ笑

これが日本人同士であればどれだけ険悪なムードになったことかw

と言っても残念ながら僕はロード専門のランナーなので笑


前回の大汝峰以降は観光新道というルートで下山しましたが

今回は釈迦新道なるルートを通って下山するとのこと。

この釈迦新道は今年の5月頃に通行止めが解除されたらしいです。

これがまた同じような景色がひたすら続く長い長い下り。

しかも途中から雨が降り雷まで鳴り始めてしまいました。

途中から先頭を走るのはもりもりさん。

黙々と走り続けることになると1番の強者です。

とにかく止まることがないので後方の僕は地獄の始まり笑

雨もどんどん激しくなる上に足元はガレガレ。

めちゃくちゃしんどかったです。

でも、おかげ様で一気に距離を進むことができました。


釈迦岳登山口からは1度ロードに出てしばらく進み

ラストに少しだけ再度トレイルに入り終了となります。

久し振りにがっつりと山を堪能して出しきった感じです。

正直、最初から最後まで余裕な箇所はありませんでした笑


ここからまた4時間かけて京都へと戻るわけですが

いつものことながら往復シュピさんの運転に甘えています。

往路4時間、山行10時間半、復路4時間

感謝感謝しかありません!ありがとうございます!

ちなみに翌日は早朝より出張とのこと。

底なしの体力ですね・・・。

2度目の白山も最高にステキで大満足でした。

翌日からの疲労は相当なものでしたが

既にまた訪れたい思いが募っております。

※ただし釈迦新道はやめておこうw


さて、今回久し振りにガチ山となったわけですが

序盤から両足小指の痛みに悩まされておりました。

この数年はinov-8のTERRA ULTRA260を履いていおり

大きな問題はなかったのですが最近小指が当たるようになり

両小指共に爪が逝ってしまいました。

しかも右に関しては爪から下の皮がべろりんちょしてしまい

早い段階から激痛が襲っている状態でした。

シューズが歪んでしまったのか指の形が変わってきたのか。

別のシューズを検討してみる必要があるかもしれません。


最後に自身のことについて少し。

現状の走る時間が確保しにくい状況や体調を考えると

思っていたよりは動けた感じではありました。

が、ご一緒した2人と比べましても全く及ばずでしょうか。

いまは距離スピード問わず、走ることを継続していくことが

大事だと日々言い聞かせております。

来月は村岡ダブルフル100kmを走ります。

残念ながら間に合わせることができない感じではありますが

最後まで諦めず完走してこようと思います。


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