抗うことをやめたもの

フェチとはフェティシズムを略した俗称。

昔から『〇〇フェチ』なんてものを聞くことがあるが

誰でも1つくらいは隠し持っているものだと思う。

このご時世、体の一部分的な詳細を書くと

『〇〇ハラスメント』とか騒がれては困るので書けないがｗ

書いても大丈夫なもので言えば僕は『眼鏡フェチ』だ。

いつからかは覚えていないが中学生の頃には発動していたと思う。

だもんで、眼鏡をかけた女性は大好きになってしまうのだが

カミングアウトすると男性でも眼鏡をかけている人に魅力を感じる。

いま慌てて眼鏡をはずしたそこの男性ランナーさん！

そういう意味ではなので安心してくださいｗ

さて、本題。

この年齢になるといろんなものに抗う生活が増えてくる。

走ることでいえばスピードに関してなんかがそうかもしれない。

一般的なことでいえば記憶力だったり視力や聴力だったり。

内臓系だって油っこいものが食せなくなったり

アルコールが弱くなってきたりなどの変化が出てくる。

娘がバレンタインにチョコではなく肉を買ってくれたので

抗いながらも霜降り食べてアルコールは飲むけどｗ

※禁酒中だけどこの日だけは特別

そんな中でどうしても抗えないものが現れてしまった。

それは「視力」

・スマホが数分しか見れなくなった。

・書類や伝票の文字が見えづらくなった。

・眼精疲労で首や肩や耳にまで影響が出るようになった。

・高級目薬やサプリが効かなくなった。

・こめかみや眼の周りに触れると激痛が走る。

こういうのを長い年月耐えてきたがもう限界となり

娘についてきてもらって眼鏡屋に行ってきた。

ところで、

病気になって病院に行くと少し回復した気にならない？

しんどかったのに待合室で座っているとマシになってる感じ。

それと似た感じなのかは分からないけど

眼鏡屋で検査をしてもらうと凄い集中力が発揮されてしまい

普段なら見えないような小さな「C」も区切りが微かに見えてしまい

予想以上の結果となるｗ

いや、こんなの普段は絶対見えてないけどｗ

検査データを元に何枚かのレンズを掛け合わせた

ロボットのような、ちょっと欲しくなる眼鏡をかけられて

大小様々な文字で書かれた文章を渡された。

不思議なことにそのロボット眼鏡をかけると

米粒に書かれたような小さな文字まで読めるような気がしてくる。

担当のお姉さんが言うには

大きさが何段階かある文章の真ん中辺りの文字が

普通に見えるようであれば問題ないらしい。

「ご自身のスマホで確認してみてください」とのことで

スマホの文字を見てみると普通に文字が見える。

しかし、現状は緊張から集中力が爆上がりしているから

このロボット眼鏡をはずしても見えるかもしれない。

はずしたら一瞬でぼやけたｗ

続けてお姉さんが言うには、

「乱視もあるから遠く用のレンズも試してみますか？」と。

遠くはそれなりに見えているのでそこまで変わるのか疑問だが物は試し。

びっくりしたｗ

世の中の全てがシャープになったぞｗ

店内に設置してある時計のインデックスまで数えられる。

そんなアホなと眼鏡をはずすと一瞬でぼやけたｗ

ジョグ中に見るお月さんがずっと3つだったのは

乱視も入っていたってことなのか。

ついでにブルーライトカットも付けれるとのことでお願いすることに。

カット率は30%（多分）か50%（多分）かで選べるとのこと。

たくさんカットしてくれるには問題ないので50%にしたかったのだが

50%はレンズが青っぽくなり見える色が少し茶色くなってしまうのと

外からは周りの光に反射してキラキラしたレンズに見えるらしい。

外からの見た目は気にしないが

自身が見る色合いが変わってしまうのは少し都合が悪い。

しばし悩んでいると、お姉さん愛用の眼鏡が30%カットらしく

「私の眼鏡を見てください」と言うのでしばし見つめ合った結果、

お姉さんが可愛いかったので同じ30%に決めた。

あとはフレーム選びだがこれが最難関。

数え切れないほどに並んだ様々な形状のフレームの中から

最も似合い格好良く知的でセンスあるものを選らぶ必要がある。

お姉さんも何個か持ってきてくれたのだが

そこは娘一択なので申し訳ないｗ

そんな感じで娘と長考して何度も付け替えて選んでいたら

お姉さんは定時になったらしく着替えて帰っちゃったｗ

最短30分ほどで出来上がると聞いていたが

選んだフレームは2週間待ちとのことｗ

でもそこは妥協できないので我慢することに。

大阪マラソンまでに凝りを少しでも減らしたかったんだけど残念。

びわ湖マラソンまでには完成するので楽しみだ。

それにしても眼鏡屋さんの店員さんって

みんな眼鏡っ子だから幸せなんですけどｗ