大雨の比叡山

何日も前からこの日は大雨の予報だった。

毎日毎日天気予報を確認し続けるも

この日の大雨予報だけは変わってくれることはなかった。

予定日が近付くにつれて様子を見よう（やめようぜ）と

連絡を入れるも2人は決行する以外に考えていないようだ。

おいおい、マジか！？

超絶大雨だぜ？

覚悟を決めるしかないかｗ

今回の山行は1月後半に行く予定だったが

kirisanの体調不良により延期となっていたもの。

ご要望はハード過ぎず、でも、ヘロヘロにはなりたいとのこと。

ということで水井山・横高山でも経験してもらえれば

スタート直後からぶっ倒れてくれるだろう！と思っていましたが

結構余裕で登っていたのは嬉しい誤算でしたね。

余裕がありそうだったので急遽ルート変更をしたこともあり

来週開催の比叡山インターナショナルのコースも少し通過。

鴎さんのぷち試走もできたので良かったです。

2023年5月7日（日）

【メンバー】kirisan/鴎ランナー/KATSU

【天候】大雨

【ルート】

大原コンビニ→仰木峠→水井山→横高山→

大比叡→四明岳→ケーブル比叡→出町柳

【距離】26.43km（Suunto9）YAMAP 25.8km

【時間】6:45'32"（全ての行動含む）

【累積上昇/下降高度】1399m / 1463m（Suunto9）

YAMAP 1709m/1871m

スタートは京一でお馴染みの大原ファミマ。

まずここまで出町柳からバスで移動をするわけだが

バスというものが生活内に存在してこなかった僕としては

ちょっとばかりハードルの高い乗り物となる。

顔は笑っているが内心は緊張しまくり。

周りは乗り口で「ピッ！」「ピッ！」としているわけ。

現段階で僕が教わっている「ピッ！」は電車だけなので

手元にＩＣＯＣＡを持っていたとしても「ピッ！」はしない。

バスには均一料金と均一じゃないものがあることは知っているが

自分が乗るバスがどうなのかは賭けみたいなもので分からない。

なので券を取る必要の有無をkirisanに確認する。

下調べの時に420円の確認はしてあるのでぴったり用意してきた。

ただそれが本当に420円で正解なのかは不安なので

何度かkirisanに確認すると大丈夫とのことだった。

間もなく下車する「野村別れ」に近付いてきたために

スムーズに支払いができるようにと袋から420円を取り出し

握りしめていたのだがいざ次で降りるとなったその瞬間。

奇奇怪怪な現象が起こったのだ。

握りしめているはずの掌から10円玉が1枚ぽろりん♪と

こぼれ落ちてどこかへといってしまった。

焦った。

立ち上がり椅子や周りを探すも見当たらない。

バックの中に入ったのかと形振り構わずサロモンを振る。

しかし探し続けるも全く出てこない10円玉。

いったいなんの嫌がらせなのだろうか。

そうこうしているうちに下車するバス停が近付いてくる。

かなりパニクってしまってはいたが

2人のどちらかが10円玉を持っているかもしれないと思い

とにかく10円玉をくれ！と助けを求めるも持っていなかった。

もう周りの景色が見えなくなるほどに焦っている。

いまから両替をする時間は残されていない。

バス停に着いてから両替などすれば「先にしとけ！ごらぁ！」と

運転手さんや周りのお客さんに怒られると教えられている。

こうなれば500円玉を渡し「お釣りはいいっす！」と言おう。

すると再度財布を確認してくれていた鴎さんから「あった！」の一言。

ナイスプレーＧＪＧＪだぜ！

どんよりと雲っていた僕の心は澄んだ晴天に変わった。

しかしながら降り立った大原はやっぱりくっそ大雨だったｗ

登山道はどこもかしこも川状態。

平坦な場所は大きな水溜り。

途中から痛いくらいの大粒の大雨。

靄で景色は皆無。

それでも楽しんでくれているkirisanを見ると嬉しかった。

そんなkirisanの様子をお伝えしたいところではありますが

少々忙しくなる時期となり時間確保が難しいこともあって

超絶短縮ダイジェスト版ということで今回はこれまで。

下山後はいつもの東山湯へ。

店頭前にロック式の傘立てが常設してあるのですが

ご主人曰く、鍵を持ち帰っていく人が多くて大変困ると。

どうやら記念にと持って帰っているようだと言っておられた。

それ普通に泥棒だから。

ホント、しょーもないことする奴はどこにでもいるもんだ。

今回手に入れたスキル

・バスでのICOCAの使い方

・均一料金と上がっていくバスは色で見分ける

※教えてもらった色は覚えていない笑

5月中旬過ぎまでは時間確保が難しいので

繁忙期が終わればまた遊びに行ってきま～す。