曽爾4座 兜岳・済浄坊渓谷

一応、平日の木曜日が定休日となっているため

普段は1人なのですがS君が休みだという情報を得まして

久々に一緒に山へ出掛けることとなりました!

目的地は奈良県曽爾村にそびえ立つ兜岳と鎧岳。

2022年9月にも登っており済浄坊渓谷でドボンしたステキな場所です♪

2023年7月13日(木)

【メンバー】S君/KATSU

【天候】曇りのち豪雨

【ルート】

屏風岩公苑→一ノ峰(936)→住塚山(1009)→

国見山(1016)→クマタワ峠→済浄坊渓谷→

兜岳(920)→済浄坊渓谷→屏風岩公苑

【距離】14.91km(Suunto9)YAMAP14.4km

【時間】4:53'48"(全ての行動含む)

【累積上昇/下降高度】1062m / 1059m

YAMAP1250m/1247m

事前の天気予報ではなんとか曇りとのことでしたが

前日の昼以降には雨マークへと変わっておりました。

ここしばらくの湿度マックスの蒸し暑い高気温を考えると

小雨程度であれば反対に歓迎する思いではあったのですが

まさかのまさか。

とんでもない豪雨になるとは笑


朝起きて1番に外を確認すると雨は降っておらず。

現地向かう途中でも雲の隙間からは時折太陽も顔を出し

なんとか降らずに持ってくれそうな感じでした。


S君は久し振りの山となるので「ゆっくりでいいよ」と伝えますが

実は登山口に足を踏み入れた瞬間から急登なんですね。

更に厳しい壁のような斜面になるまでは黙っておいて

驚かせてやろうかと企んでいたわけです。

驚かすもなにも僕の心肺がマックスで喋れませんでしたw


なんせ距離が400mちょっとで

936mの一ノ峰まで一気に登るんですから!

登山口の標高は760mもありますけどねw


次に住塚山(1009)国見山(1016)と1000m超えの山を目指しますが

スタートから国見山山頂までは2.5kmほどしかありません。

いくら標高がある場所からのスタートだと言っても

距離が短いので一気に登っていくことになります。

一瞬で3座を制してしまいました!

「余裕でしょ?」なんて笑顔を見せてはいますが

さて、次は・・・と心の中の悪魔がほくそ笑んでいます。


そう!このルートは壁みたいな急登と激下りの繰り返し。

いやぁ~S君が楽しそうで僕も嬉しい笑


天候も雨降らずで曇りなため水分も問題なさそうです。

これが晴れてくると全く別物となってしまいますので

水分は余分に背負ってきましたが大丈夫そうですね。


少し強い風も吹いてくれていて心地良い。


国見山からは一度クマタワ峠へ降りまして林道を進み

済浄坊渓谷を通って次なる兜鎧の登山口を目指します。

林道では膝が笑った状態になっていたS君ですが

いままでに何度もフルマラソンを完走してきた基礎はあるので

何度か山に行ったり定期的にランをすることができれば

想像しているよりも早く元に戻れるのではと思います。

久々の山にも関わらず激しいコースを進めていますので。


林道を進めば待ちに待った済浄坊渓谷!

水量は少な目でしたが気持ち良さそうな綺麗な水が♪


もうここに飛び込んで終わりでいいんじゃない?

魚がいっぱい泳いでるし。

とにかく先ずは魚を獲ろう!

なんて思ってしまいますがここは復路までぐっと堪えて

更なる地獄の登りへとご招待しなければいけません笑


ここを通っている時は晴れてきたので期待していたのですが。


渓谷を通過した後はしばしロードの上り区間。

ここは迷うことがないので自身のトレーニングに入ります。

登山口まで走って進んでいきました。

さてさて、ここからが本日のメインイベント!

壁を登るかのような斜面が待つ兜岳です!

もちのろんで距離僅かの激々登り♪


S君の悶絶している写真を撮影しようと先を進むわけですが

思っている以上に速いスピードで登ってきてしまうので

僕の体力と心肺が持たずにあまり撮影できませんでした笑

登りの途中で少しパラパラと雨が落ちてくるも

空や周りの様子からは特に気になることもなく

ふらふらになりながらも山頂に到着!


遠くに見えるは曽爾高原。

そして左に見えるは鎧岳。

いまから兜を下ってあれに登るw


なんて心の中の悪魔が再びほくそ笑んでいると・・・


ドッ・・・・・


ヴァ~~~~~!!!!!


えっ?

一瞬にして目の前の景色がなくなったw


山頂で突然の豪雨。

勢いが凄く雨が痛い。

そして気温が一気に急下降して寒い!

このままじっとしていれば震えてくるレベル。

更に激しくなる雨。

少し離れてはいるが雷も聞こえる。

下りを見ると荒れ狂う川状態。

ここまでほんの僅かな時間。


すぐさま頭フル回転。

後半の難易度、残りの距離、S君の疲労具合。

結果、先に進まず来たルートで兜を下山。

ただここまで来たルートはロープを使いながらの

かなりアドベンチャーな登りだったので下りは更にデンジャラス。

KATSUスマイル全開でS君を不安にさせず

慎重に慎重に無事下山しました。


しかしながら体は無事でしたが

スマホは水没状態で動かなくなったよね~笑


復路の済浄坊渓谷では残念ながら

澄み切った水は茶色く濁りドボンできるような・・・

濁っていようが関係ない笑

もちろん安全な場所を選んでいますのでご安心ください。


あとはロードを2.5km進んでゴール。

途中でヘビ(マムシ含む)やサワガニやヒキガエルや

青く虹色に輝く巨大ミミズなどに遭遇!

雨でみんな出てきたのかな。

大興奮で撮影しようにもスマホはうんともすんとも。

青く虹色に輝く巨大ミミズなんて長さ50cmくらいで

太さは僕の薬指弱ほどあった!

帰宅後、奥さんにその話しをしたら「ダンボミミズ」と言っていたが

そんなの検索しても帽子かぶった像さんしか出てこないぞ笑


※シーボルトミミズというらしい。

ヤフオクで3匹3800円から即決4500円だと!


久し振りの山にも関わらずかなりアドベンチャーでしたが

良き刺激、良い経験ができたのではと思います。


帰路途中で丸亀製麺に寄りました。

遠い過去、何度か入った経験はあります。

外見はおっさんなのですが中身があれなもんで。

どうやって頼んだらいいのか良く分からない笑


S君の前にいたお客さんを凝視する。

頼み方がプロ級だったので参考にならず。

次にS君の行動言動を注視する。

セミプロっぽくて良くは分からなかった。

でもとりあえず頭上のメニューから1つ選べばいい。

そうこうしているうちに先に進んで行くS君。

いよいよ僕の番。

メニューを見上げると「温」とか「冷」は分かるが

「かま」とか「かけ」とか「ぶっかけ」とかなにがなに?

焦ってしまったタイミングで

茹で専のおばちゃんが「なににしましょう?」と聞いてきた。

【焼きたて肉うどん】ってのが美味しそう。

これにしよう、でもなんか選択肢が書いてある。

「焼きたて肉うどん」と発したまま固まってしまった。

茹で専のおばちゃんが慣れていないことを見抜いてくれたのか

おつむの弱いおっさんだと思ったのかは別として

茹で専「あったかいの?」

KATSU「あったかいの」

茹で専「おおきさは?」

KATSU「おっきいの」

茹で専「これもってあそこでお待ちください♪」

KATSU「はい」

おうどんを茹でる優しいおばちゃんってめっちゃ好き。


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