あーい、この1週間ほど不眠症気味なおっさんです。
原因は全く分からないんだけど、不眠キャリアを持っているので
これくらいの軽い症状なら特になんの支障もない。
ランチ後にちょっとウトウトしちゃう赤ちゃんレベルだw
そんな感じでいまも布団の中でお目めらんらんで暇なんだわ。
ってなことで、最近ちょっと過去を思い出すようなことがあったので
甘い思い出シリーズでも書いて睡魔を待とうかなと思ったわけ。
ランニングには一切関係ない記事だからスルーしていいからね。
いつか不眠症になっちゃった時にでも夜のお伴にしてちょうだい。
奈良県にて燈火会が開催されているので行ってきた。
燈花会に行くのは今回で3回目となるのだがとても素晴らしい催しで
特に奈良好き&鹿好きにはアハアハのレロレロになれると思うw
燈火会とは夏の10日間だけに実施されるものであり
奈良に集う人々の祈りをろうそくの灯りで照らし出しているというもの。
奈良公園の周辺で19:00~21:30に点灯され、その数は2万個以上とも。
この時季の19時はまだまだ明るく周辺が見渡せることもあり
たくさんあるろくそくの灯りを見ても正直大きな感動はまだない。
ただ、鹿も活動しているのでろうそくよりも鹿と戯れるチャンスタイムだ。
浮雲園地をぐるりと周り、東大寺参道前の信号に向かう頃には
いつの間にやらかなり薄暗くなってきていた。
これくらいの暗さになってくると浮かび上がるろうそくが煌めき始める。
次に向かうのは浮見堂周辺。
12月の奈良マラソンで走るコースを横手に池の周りを歩いていく。
桟橋に着くととんでもない人の数。
どうやらボートに乗る順番待ちをしているようだ。
この暗闇の中で提灯の灯りだけを頼りに池に降り立つとは驚きw
予想通り、ギーコギーコと舟を漕ぐ音に混じってドンッ!ガンッ!と
舟同士がぶつかり合う音が聞こえていたw
これは女性と一緒でも絶対に乗ることはないだろう。
いまの若者は映えのためスマホ片手に必死で撮影に没頭しているが
以前はガラケーでその前はデジカメでもっと前はフィルムカメラでと考えると
手に持っているものが変化しているだけでやっていることは同じなのだろう。
そんなことで操作も分からずスマホに全おまかせモードではあるが
50歳のおっさんも若者に負けることなく撮影しまくってやったぜw
浮見堂からは人が少ないルートで池周辺を進んでいくことにして
猿沢池と五十二段の方を目指していくのだが道中明かりは殆どなかった。
夜で分からないが池の水は決して綺麗ではないので足元に要注意な。
猿沢池へと五十二段を下りる。
もちのろんで周りはカップル超絶多めのシチュエーション。
くっそぉ~、おまえら全員幸せになりやがれこのやろう!
階段を下りるときなんて手繋いでやんの。
全然羨ましくないんだからねw
はん!おっさんだってちゃんと繋ぐ相手がいるんだから!
自分の右手と左手を繋いでいるんだけどw
女性に触れてしまわないように自己防衛ね。
あと、財布の入った鞄を握りしめてるw
興福寺一言観音堂でお参り。
燈火会で人が多いからお参りも多いかと思ったけど数名だけだった。
ここは願い事を一つずつ聞き届けてくださる仏様とのこと。
何度訪れても良い場所は良い。
この辺りは好きな場所の1つだ。
現在、興福寺五重塔は120年ぶりとなる大規模な工事を行っており
令和13年頃が完成予定とのこと。
五重塔が全く見えない状態なのはちょっと寂しくもあるが
男心に夜のクレーンはカッコ良くて痺れる。
突然動き出してロボットに変身しないかな?なんて妄想しちまったぜw
平日だったこともあり浮見堂以外はそこまで人は多くはなく
幻想的な世界をゆっくりと堪能することができた。
会場を後にして食事にすることにしたのだが
軽く飲んだ一瞬で23時って摩訶不思議w
なにこれ、怖いんですけどw
とりあえず電車の時間を確認してみると
時既にお寿司w
うそでしょ!?
ここ奈良のど真ん中だよね?
なんと23時過ぎが終電でござったw
せめて23時45分くらいにしろよください。
まぁでも、ちょっと飲んだだけだから酔ってないし
ここまでは何度も走ってきている場所だし最悪問題はない。
た、たかだか、に、にじゅっきろくらいの距離だ。
それにいざとなればマイハニーに懇願すればいいだろう。
【マイハニー、ビールの味を覚えたの巻】
お、おとうたまは、せ、成長が見られて、う、嬉しいでごじゃる。
大人の階段昇る~君はまだシンデレラさ~♪
って!0時過ぎても帰れないシンデレラはおっさんやっちゅうねん!
祈るように調べると最寄駅の1つ前までは電車があるようなので
まだ飲み食いが終わってなかったけど超絶急いで駅へと向かった。
どんなに急いでいてもトイレは最優先w
トイレから出たらもう方向わかんないw
目の前にいる女性にHelp me!!w
途中、乗り換えの駅で降りて電車を待つ。
学生の頃に毎日のように乗り換えをしていた馴染みの駅。
ここで別々の電車に乗り換えなければいけないので大嫌いだった駅。
彼女の服の裾を握っては困らせていた記憶が蘇る。
「またね」の一言のあとには耐え難い寂しさが襲ってくる。
あぁ~やっぱこの駅は嫌いだわw
なんて思いながら電車に乗る。
電車に揺られながら、少し酔っているのかもしれないとも思った。
酔っていようが酔っていまいが、感傷に浸っていようが、
1つ前の駅から真っ暗な堤防を走り続けなければいけないことに変わりはないw
ちくしょー!何度目だよw
帰りには大嫌いだった駅だけど、行きしなは大好きな駅。
駅のホームで電車を待っていると
突然「わっ!」と後ろから驚かされ慌てて振り返る。
驚く僕の顔を見て満面の笑みで喜ぶ彼女。
この笑顔をずっと見ていたいと思った。
そんな夏の思い出。
ってな感じでね、日中なら下半身丸出しで堤防をジョグするくらいに
恥ずかしいような内容だけどいまは泣く子も黙る丑三つ時だからねぇ。
なにも怖いものなんてないわけよ。
真夜中って最強になれる時間帯があると思わない?
みなさんはステキな夢でも見ているのかしらね。
夢のなかでまで走っていないことを祈ってるからw
では、僕もステキな夢を見る旅路にでかけるとしますか。
それではみなさん、良き夢を、Have a nice day~
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