当初の予定では奈良国立博物館で開催中の
「空海」を観賞するつもりだったのですが娘も休みということもあり断念。
娘にとっては全く興味がないものなうえ、観覧料金は1人2000円と高額w
だからといって、猛暑の屋外で鹿と2時間以上戯れておけとは言えず。
今生では2度と見る機会がないものもあるかと思うと残念ではありますが
ネットで観覧した方の記事を読み漁り実際に見た気になっておきましたw
国宝の「両界曼荼羅」はもちろんのこと
どうしても見たかったのが国宝「灌頂歴名」というもの。
これは813年に高雄山寺(神護寺)で行われた結縁灌頂を受けた人の名簿で
空海自身が書いたものであり1番最初に最澄の名が書かれています。
といっても、両界曼荼羅の胎蔵界や灌頂歴名は前期展示なので
どのみち後期では見ることができなかったので気持ちは半分くらいだったし
たかだが、生誕1250年記念特別展で国宝や重文があふれているだけだし
岡寺への行き帰りで博物館の前を通過する時に少々後ろ髪が引かれただけ。
って、未練たらたらじゃないかw
さて、今回訪れた「岡寺」というお寺は
誰もが大好きで住みたい場所No.1に選ばれるであろう
奈良県は明日香村にある日本最初の厄除け霊場。
正式名称は「東光山真珠院龍蓋寺」で現在は真言宗豊山派。
この龍蓋寺(りゅうがいじ)というのは岡寺を建立した義淵僧正が
飛鳥の地を荒らしていた悪龍を池の中に封じ込め大きな石で蓋をし
改心をさせたことから「龍に蓋をする」ということで付いた名前とのこと。
その龍を封じ込めた池と大きな石がこちら。
以前はフェアリーテイルに所属しているドラゴンスレイヤーだったもんで
久し振りにドラゴンに会っておきたかったんだけど参拝客が多いこもとあり
またの機会にすることにしました。
岡寺では5月25日~7月7日まで「あぢさゐ回廊」が催されており
境内にはいろとりどり様々な紫陽花が咲き乱れています。
娘同様に映える紫陽花を求めて多くの人が訪れていますが
紫陽花よりも断然におすすめするのはご本尊の「如意輪観音菩薩」です。
昨年の9月に参拝した時の感動を忘れることはありませんでした。
塑像としては日本で最大最古の仏様(4.85m)となるとのこと。
土で造られていますので白っぽい灰色なのですが
とても温かみを感じることができ、本当に優しいお顔をされています。
それがなんと!
6月30日まで特別拝観をしているとのこと!
本堂内々陣御扉特別開扉
国立博物館を諦めてこっちにきて良かったぜw
撮影は一切禁止なので写真はありませんが
ご本尊の左側真横にある扉が開けらており目の前で拝することができます。
その大きさにも圧倒されるのですが、感動という言葉を飛び越えてしまって
なんと表現すればよいのか分かりません。
いつまでも側で見ていたい気持ちはあったのですが順番がありますので
思いっきり後ろ髪を引かれつつ本堂を後にしました。
といっても、帰る前に再度本堂に上がりお側にいったんですけどね笑
これが1人なら拝観時間の終了ギリギリまで何度も回っていたかもしれませんw
それほどに素晴らしいものでした。
御朱印は以前にいただいているので
江戸時代復刻版のものを改めていただくことにしました。
平日とはいえ、あぢさゐ回廊に特別拝観と催されていることもあって
そこそこの列ができており3人で対応されていました。
順番的にちょうどお寺さんの窓口に呼ばれまして
書き終えた後に手を合わせて拝んでくださったことが嬉しかったです。
奥の院や義淵僧正の御廟など境内をぐるっと周っても40分ほどでしょうか。
季節変われば桜・石楠花・ダリア・紅葉を楽しむことができる癒しのお寺です。
個人的におすすめのお寺なので駐車場の情報を少し書いておきましょう。
岡寺にはお寺の無料駐車場があります。
道路沿いには大きな看板で「岡寺門前駐車場」がありますが
そちらは民営の有料駐車場(1日500円)となります。
ただ、お寺の駐車場に至るまでの道は幅が狭いために
車の対向が難しい場所もあったり参拝者が多く歩いておられる場合もあり
大きな車や不安がある方は有料駐車場を利用されることをおすすめします。
この日も途中でワンボックスなど数台と重なってしまったのですが
1番狭い箇所だったのと運転手さんの雰囲気から対向は不可能そうでしたので
余裕のある場所までこちらがバックすることにしました。
特に催しがある時季は混雑が予想されるのでお気をつけください。
時にはとんでもないドライバーさんもおられますので笑
さて話しを戻しまして、
せっかく明日香村まで来ていたので他にもたくさん巡る予定でしたが
思わぬ如意輪観音菩薩特別拝観で心が充分に満たされたこともあり
明日香村を離れることにして向かったのは「うだアニマルパーク」。
こちらは以前、娘と曽爾高原に行った帰りに立ち寄っているので省略します。
乳牛・ヤギ・羊に癒されまくってきました。
次に向かうのは(ってまだ行くんかいw)八咫烏神社。
御祭神は建角身命(たけつぬみのみこと)で
神武天皇が神武東征の時に天皇を導いた八咫烏となります。
道路から鳥居をくぐり田んぼの真ん中を進んで行くと駐車場。
凛とした静けさで心地良い空間でした。
拝殿奥の階段を上がると本殿。
御朱印は現在は書置きのみとのことで賽銭箱の横に置いてあります。
御朱印代は賽銭箱へ入れるセルフタイプ。
毎月1日は宮司さんがおられるらしく御守りなどが購入できるとのことです。
続きまして道の駅に寄り・・・以降は全省略w
突然ですが、近々父親が退院して帰宅することとなりました。
病院のことなどたくさん記しておきたいとは思っているのですが
ちょっといまは上手くまとめて書けない感じでしょうか。
というのも、入院中は少しでも母親が休むことができればと思っていましたが
日々行われる病院とのやりとりで反対に疲弊して寝込んでしまいましたので
まぁ、ちょっと、なんというのでしょうか、本末転倒な状況だと思ったので
現状をお伝えしたというか、ちょっとお話しをさせていただきまして、
病院は驚くほどに親切かつ丁寧に助けてくださり本当に感謝しています。
指定難病だからか、国や市がかかわっているからなのか、
身近に携わってくださる人が多い病院だからなのか、
このようなケースはこれまであまりなかったからなのか、
その辺りはよく分かりませんが本人だけではなく家族に対してまで
特別扱いかと思うほどに細かく対応してくださっています。
病状などの現実についていけないこちらが弱いことがいけないのですが
今後について、怒涛の如く次から次へと話が進められいき
家族が飲み込み理解する間もなく迫られている感に参ってしまい
その旨を少しお話しをさせていただくと
その日の午後には未定であった退院日が急遽決定するという。
これは、、、うるさい家だと思われちゃったのでしょうか笑
そんなつもりは一切なかったのですが、もしそうだとしたら申し訳ないです。
きっと、みんなを助けてくれるために最善の方法をとってくださったのでしょう。
ということで、「ちょ!wお前なに言うてん!w」とか
突っ込みはなしの方向でお願いします笑
さて、本当にそろそろ体を動かしていかなければ
この夏シーズンに遊んでもらう体力がなさそうな現状です。
父親が帰ってくるのを機に頑張ってみるかもしれないかもしれないw
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